アスベスト(石綿)の測定について

石綿障害予防規則第3条第2項の規定による石綿等の使用の有無の分析調査 の徹底等について

基安化発第0206003号及び第0206004号により、「トレモライト」「アクチノライト、」「アンソフィライト」(以下、トレモライト等)の分析が必要になりました。過去に分析した建材等についても『再分析』の必要があります。(トレモライト等を分析していない場合)詳しくは弊社までお問い合わせください。

厚生労働省通達 基安化発第0206003号及び第0206004号
「石綿障害予防規則第3条第2項の規定による石綿等の使用の有無の分析調査の徹底等について」

アスベスト問題の経緯

平成17年6月に、尼崎市の石綿製造工場の従業員が肺ガンや中皮腫で死亡。
工場周辺の住民や従業員の家族が中皮腫等を発症・死亡。
8月には文具店の店主が中皮腫で死亡。
店内に使用していた吹き付けアスベストが原因と考えられる。 
このような経緯を受け、近年のアスベスト問題に広がりました。

アスベストを使用している建材を知りたい

>>>>アスベスト事前調査

建材中にアスベストを使用しているか知りたい

>>>>建材中のアスベスト(石綿)含有分析

空気中のアスベストの飛散状況を知りたい

>>>>空気中のアスベスト(石綿)濃度測定

アスベストとは

石綿と呼ばれる、天然の鉱物繊維です。 代表的なものに、クリソタイル「白石綿」 アモサイト「茶石綿」 クロシドライト「青石綿」があり、 他にも、アンソフィライト トレモライト アクチノライトがあります。 耐火性、断熱性、防音性、耐摩耗性、抗張力等の優れた特性からさまざまな用途で使われてきました。特に使用量が多いのは建材で、輸入量の90%以上が、さまざまな建材として使用されてきました。 (詳しくはこちらを参考に→ 目で見るアスベスト建材 国土交通省

含有建材は2004年まで製造されていた。

アスベストの規制は段階的に行われてきましたが、吹き付け材へのアスベストの使用が実質的に中止されたのは1990年頃のことで、成形板へのアスベストの含有が原則禁止となったのは2004年10月のことです。ただし、化学プラントなど、代替の難しい用途については現在でも使用が認められています。

わかりにくいアスベスト使用建材

今でも多くの建材中に残るアスベストですが、いざ「どれがアスベストなの?」と見回しても素人の方にはまったくわかりません。私たちのように毎日アスベストを見ていてもほとんどわかりません。 なぜなら、アスベストの太さは髪の毛の5000分の1程の細い繊維で肉眼では全く確認できないのです。 (アスベストが使われている代表的な建材はこちら→ 目で見るアスベスト建材 国土交通省